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探偵の権限

警察官のように国家権力を持っているわけでもなく、また正式なライセンス制度も存在しない日本の探偵。ではどのような権限を持っているのでしょうか。

基本的に探偵ならではの特別な権限というものはありません。一般人と同様の権利ということになります。調査が必要だからといって許可なく他人の敷地に侵入したり、盗撮、盗聴などを行うことはできないのです。こういった反社会的な調査を行ったことで探偵が逮捕されてしまうというケースも起こりえます。また離婚訴訟のために証拠を得る調査を行う場合もありますが、反社会的な調査によって得られたものは証拠能力が否定されてしまいます。

このように、探偵の権限といえるものはほとんどありません。もちろん、一般人の権限を越える武器の携帯も禁じられています。もし危険に遭遇する状況になった場合には正当防衛と緊急避難の権利で回避することになります。

この権限のなさが探偵業の難しいところとなっています。法律の範囲内でどれだけ調査をうまく行うことができるか、あるいは法律を踏み越えて調査を行わなければならない場合にどのような判断を下すか。こういった判断力も探偵には求められるのです。ごく稀に警察などの行政機関と共同で調査を行うこともありますが、この場合でも特別な権限が得られることは基本的にはありません。

なお、犯罪の現行犯に関しては警察官だけでなく一般人でも行うことができます。あまり知られていない事実ですが、探偵が事件調査を行う際にはこの現行犯逮捕のタイミングを狙うこともあるようです。

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